ナースママの徒然草

看護師歴8年、2020年11月出産予定のプレママです。自分の経験を発信していきます。

看護学校3年生 看護師国家試験の勉強方法

看護学生の集大成、看護師国家試験の思い出です。

 

私が現役時代、先生から何度も

「看護師国家試験は落とすための試験じゃないから普通に勉強していたら受かる」

と言われていました。

実際、新卒の合格率は90%以上で私の専門学校でも現役で落ちる人は数年に1度1人いるかいないか程度。

ただ、国家試験自体は既卒で受ける人もいます。既卒で合格しようとすると、予備校などもありますが自分で勉強し続けないといけないので既卒の合格率はかなり下がるため現役で受からないと厳しいことも言われました。

 

そうは言われても、私が3年生の時実際に国家試験の勉強をやり始めた実習が全部終わった11月末ぐらいからでした。看護師国家試験は2月。期間的には半年もないんですよ。当時は焦りと恐怖しかなかったです。年末年始も実家に帰らず家でずっと勉強してた覚えがありますが、それでも模試で合格点に届いたことはありませんでした。

 

看護師国家試験は「必修問題」と「一般問題+状況設定問題」の2種類で構成されています。

必修問題のボーダーラインは80%以上とることが必須ですが、一般問題+状況設定問題のボーダーラインは毎年変わります。

つまり、何が何でも必修問題で80%以上取らなければいけないのです。

 

国家試験に向けて、私がやり続けた勉強方法はいたってシンプルでした。

①最新のレビューブックとクエスチョン・バンクを購入する。

(もしかしたら学校で一括で買わされるかもしれません)

 

②クエスチョン・バンクの問題をひたすら解く。学校で受けた模試は取っておく。

③間違えた問題を解説レビューブックを見ながら理解する。解説に書いてあることが、レビューブックに書いてなかったらどんどん書き足していく。(付箋で追加したり、私はフリクションで直接書いていました。最終的にはページが足りなくなってレビューブックに紙を張り付けている友達もいました。)

※レビューブックはあくまで要約なので教科書みたいに詳しい説明はありませんが、逆を言えば国家試験に向けての知識は最低限でいいと私は解釈していました。解説に書いてあるような知識は国家試験でも求められると思うので、レビューブックに書いていない内容は追加していました。

④間違えた問題を付箋を貼るようにしてわかるようにしておく。

⑤クエスチョン・バンクを1周終わったら、間違えた問題をもう一度解く。間違えた問題だけ何回も解いていき、全部正解出来たら次は過去の模試をもう一度解く。模試もやり方はクエスチョン・バンクと同じです。

 

最新版をひたすらやる理由は、今年の傾向と対策がまとまっているのと試験までの時間がないので、色んな参考書とかが出ていますが結局終わらないと判断して確実に点を取れるようにやりこみました。

 

模試では一度も合格点を取れなった私ですが(いつも必修8割以上とれませんでした)、実際の試験では必修9割程度取れました。

国家試験の帰り道は、やり切った感がすごかったです。

そしてここから合格発表前までひたすら遊びつくしました。

(友達と行った卒業旅行先で出会ったのが、今の旦那さんでした。)