ナースママの徒然草

看護師歴8年、2020年11月出産予定のプレママです。自分の経験を発信していきます。

看護師1年目 看護師の必需品

学生から看護師になって働き始めるとき、何を準備しよう?と迷う方がいるかもしれないので突然ですが、個人的に思う看護師の必需品を紹介します

ちなみに私は電子カルテの呼吸器・循環器内科→紙カルテの回復期リハビリテーション病棟で働いて必須だったものについて説明します。ほかの病棟だと必要なものがまた変わってくるかもしれません。

 

①ペンケース

→持ち物が多いのと、白衣にそのまま入れていると、うっかりペンを取り出し忘れて洗濯に出してしまう。(白衣の洗濯は自宅でもできるが、基本病院が業者に頼んでいるので仕事終わり出すこと多い)、患者さんの介助の時色んな姿勢になるのでよく落とす。トイレとかに落とすと泣ける。あとは、マッキーの蓋閉め忘れて白衣のポケットがインクで汚れるのでそれの防止。ポケットに入れるタイプとポーチタイプは完全に好みですが、私ポケットに入れるタイプを購入しました。

 

※胸ポケットに入れるタイプの小さいものもありますが、かがんだ時に色々落ちてくるので私は使いにくかったです。

 

 

②ボールペン(3色ボールペン最低1本、適当な黒のボールペン最低2本くらいあった方がいい)フリクションはダメ

→自分も使いますが、患者さんや医師にサインしてもらう時に渡したまま無くしたり忘れること多い。どんどん減っていく。良いボールペンほどすぐ無くなって落ち込む。そのうち研修とか勉強会で沢山もらえる。フリクションは、看護記録とか患者さんに説明した書類は消えるペンや鉛筆で書くのが禁止されているので絶対ボールペン。

3色ボールペンは、詰め替えできるやつだとなおよし。替え芯もロッカーにストックしておく。

 

③ノック式の油性ペン(最低2本)

→点滴に色々書きこんだり、吸引用のカップに日付書き込んだりボールペンなみに無いと仕事にならない。蓋は高確率で外れているか無くすので、個人的には絶対ノック式が良い。

 

④ノック式のハンコ

 

→業務中に伝票とか色んなところにハンコやサインすることかなり多い。油性ペン同様蓋は高確率で外れてるか無くすのでキャップレスがいい。訂正印(小さいサイズのハンコ)もついているタイプもあるけど、訂正印が必要な場面はそんなに無い。

 

※ハンコにキーホルダーみたいな紐を通せるタイプだと、ペンケースにつけておいて無くさないようにもできる。リール付きのハンコもあるけど、高いので100円ショップとかで伸びる紐買ってきてつけるといちいちハンコ取り出さなくていいから便利です

 

⑤ハサミ

→包帯やテープを切るのに必須。患者さんの肌に触れているものを切ることもあるので、刃先に保護がついている方が自分も患者さんも安心できるのと、落下防止のクリップがついてる伸びるストラップはここに医療用テープを通して使うので絶対にあった方がいい。⑭で自分が使っている画像のせます。

 

⑥メモ帳

→業務とか看護技術とか採血データの見方とかその場で確認したいことを書き込んだものを忘れたと時さっと取り出せるように仕事に慣れるまではポケットに常備していました。なんでもいいですが、私は無印のバインダーでつけ足せるタイプでポケットに入るものを愛用していました。

 

⑦時計

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→看護師の仕事はかなり綿密なタイムスケジュールで動く必要があるので、時計は必須です。脈を測るときや、点滴の滴下速度を調整するときも使います。

ただ、看護師は基本的に腕時計や指輪の着用が禁止されていることが多いです。不潔になりやすいから、患者さんのケアの時に当たると痛いから等理由は色々あります。

なので、クリップタイプにしてペンケースや胸ポケット、名札につけている人が多いです。私は安全ピンがついているタイプだったので、名札に安全ピンでつけていました。

卒業する際に仲が良かった同級生と色違いで購入したものを使っていましたが、電池の交換ができない(出来ても高い)ので、安いものを購入して電池が切れたら新しいものを買い替える人が多い印象です。

※個人的なこだわりですが、ポケット等につけた状態で時計を見たときに自分が見やすいように、時計の盤が逆さになっているものが使いやすいです。また、脈拍を測るときは10秒程度実測することが多いので秒針がついていてなおかつメモリが細かく書いてあるものが使いやすいです。

 

⑧ピンクとか青とかはっきりした色の蛍光ペン

→検査の説明等患者さんにするときに使います。黄色とか色が薄いと、目が悪い人は見づらいのでどれが重要かわからなくなってしまうので濃い色のものをおすすめします。

ノック式が私は好きです。

 

⑨サージカルテープ

→医療用の肌に優しいテープです。点滴の固定が緩んでいたり、包帯を固定しているテープが取れかかっていたり、採血後に止血をしたり、急変時はこれにバイタルをメモしたり、サージカルテープはかなりの頻度で使います。テープ自体は病棟にあるのを使うため個人で購入は必要ないです。

よく使う種類のテープは予備も含めて2個常に持ち歩いていました。

私は、ハサミについている紐に通して使っていました。(ボロボロで申し訳ないですが、画像参照してください)

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ペンケース

 

⑩アルコール綿(沢山)

→消毒綿です。病棟に置いてあります。採血するとき、点滴をするとき、ちょっとした血液の汚れを落とすときなどに沢山使います。特に、採血や点滴は1度で成功しなかった場合アルコール綿は使い捨てなのでポケットにたくさん入れておいて損はありません。新人さん自分で採血ができるようになったら持ち歩くようにすると役に立ちます。

 

⑪サーフロー針(22Gと24Gそれぞれ2本ずつぐらい)

→点滴用の針です。入院している患者さんは毎日のように点滴をしているので血管がもろくなりすぐに漏れてしまうため、点滴を差し替えないといけない場面に出くわすことはかなり多いです。基本はルート留置に必要なものをステーションに取りに行きますが、かなり難しい血管の場合1度で成功できないこともあるため、予備の針がないとまた取りにいかないと、、、ということが多々あります。こんなことを繰り返すとかなりのタイムロスになるので、点滴のルート留置が自立したタイミングで予備としてポケットに忍ばせておくといざという時に役に立ちます。

 

⑫聴診器

→水銀計での血圧測定の際や、肺音の聴診、胃管の胃泡音確認の際に使います。

私は看護学校時代に学校で購入する流れだったのでその時に買いました。

ほかの職員と色が被っていることが多いので、無くさないために目印とか刻印とかシール貼るとか工夫が必要です。

小児用は成人用と聴診器のサイズが異なるため、小児科や産婦人科に勤務する予定の方は注意してください。

 

⑬軽くて歩きやすいナースシューズ

→入職した際にユニフォームとナースシューズは病院から支給してもらえますが、シューズは重くて通気性が悪いものが多いです。こだわりが無い人はそのままでいいと思いますが、私は靴を変えたら仕事のスピードも上がりました。

医師はクロックスをはいていることが多いですが、看護師はクロックスやサンダルは禁止のところが多いです。「ナースシューズ」という名称のものを買わなくても全体的に白い靴なら文句は言われません。

 

⑭タイマー付き計算機

→計算機は点滴の滴下速度の計算で必須です。タイマーは、治療や検査の内容によっては決まった時間でバイタル測定をしなければならないが色んな業務と同時進行で行っているので、自分が忘れないように使っていました。

計算機は、基本的には病棟のロッカーに入れておいて使う時にポケットに入れたり電子カルテに乗せて置いたりしていました。(電子カルテは業務中は基本1人1台持てます。)

 

----以下は紙カルテの病棟で働いていた時に必須だったアイテムです

⑮定規

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→紙カルテは、温度版(日々のバイタルの経過が書いてあるグラフ)も手書きなので定規がないと困りました。百円ショップで柔らかい曲がる定規があったので、ポケットに入れても割れないようにと思いそれを使ってました。

 

⑯ロールタイプの付箋

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→紙カルテだとその場でカルテの入力ができないので、後で書くことややることをメモするのに使っていました。切ってしまうとはがれて紛失してしまうこともあるので、ロールの状態のまま切らずに書いてました。手にメモしても、すぐに手を洗って消えてしまうのでその場で書けるものがあると便利です。

 

 

☆病棟のロッカーにストックしておくといいもの

 

①ボールペンの替え芯

②予備のペン(マッキーやらマーカーやらボールペンやら。3色ボールペンも1つ予備で入れておくとペンなくしたとき困らない。)

③髪ゴム(仕事中にゴム切れたり、職員に貸してって言われること多い)

④ヘアピン(貸してって言われること多い)

⑤靴下やストッキング(汚れたり、敗れたとき用)

 

余談ですが、看護師は立ち仕事なので基本的に歩き回っています。なので、信じられないくらい足がむくみます。仕事終わりにブーツは履けません。

グラマラスパッツ的なやつが巷では人気ですが、使ったことが無いのと私は下半身全部覆われると嫌なので弾性ストッキングを履いて仕事をすることをお勧めします。

寝るときも毎日履くとなおいいです。お値段はそれなりにしますが、個人的にはメディキュットより効果は実感しています。

※足の太さによってサイズが変わってくるので自分に合ったものを使用してください。