ナースママの徒然草

看護師歴8年、2020年11月出産予定のプレママです。自分の経験を発信していきます。

看護学校 2年生 看護学生の実習について

 

2年からは、授業も専門的になり実習も本格的に始まりました。

病院に診療科が沢山あるように(例:脳外科・整形外科・循環器・小児科etc...)、教科書も分野ごとにあり授業は看護学校の先生はもちろん現役のお医者さんや認定看護師さん、附属病院の看護師長さんが来ていろんな話をしてくれました。

 

ただ、授業や話の内容が疾患のこととか病気についてとか内臓の詳しい構造や働きについてとか専門的過ぎてついていくのがかなり大変でした。

教科書だけだとイメージもわかないし、訳も分からず暗記している感じでしたが2年生からは実習も本格的に始まるので授業で学んだことを実習で生かして理解していく流れでした。

 

1年生までは普通の大学生と変わらない感じで髪が明るくてまつエクしててお化粧ばっちりみたいな感じだった同級生たちも、実習が始まると派手にならないよう先生から厳しいチェックが入るので黒髪になり、化粧は薄く最低限、病院なのでずっとマスク、まつエクもちろんNGで2年生から卒業までこんな感じの学校生活を送るようになります。私は自分のメイク道具も持ってないような人間だったので、あんまり不便に感じることはなかったです。

 

実習は、大体1つの実習につき3週間くらいの期間で行ってました。

学年ごとに同じ病院の同じ病棟に行くわけではなくて、一緒に実習するチームを決めらます。そして、1年生のうちは班により病棟は違えど同じ実習をしているけど2年生からは分野別になるので班ごとに行く病院も行く病棟もばらばらになります。

まず何が大変って、同級生だけどそれぞれ別のことをしている(実習先も違えば学ぶこともやっていることも全く違う)ので仲が良いとか悪いとか関係なく自分の班の人とコミュニケーションをとっていかないといけないこと。慣れない環境で愚痴を言ったり相談できる人がいないのはかなり辛いので仲が良いに越したことはない。

ほかには、実習内容によって実習先が異なるので場合によってはめちゃくちゃ遠いところに毎日通うことになったりもする。免許があったとしても、実習中は公共交通機関で通うことが決められていたので上京してそんなに経ってない私にとっては電車やバスを乗り継いだり全く知らない場所に現地集合はかなり辛かったです。

そして、朝も早いので起きるのも大変だしやっと家に帰ったらレポートがあったりとかで実習中は毎日寝不足になります。

実習期間中もバイトに行っている同級生はいたけど、バセドーのこととかもあって私には両立が出来なかったのでバイトは実習が始まってすぐに辞めました。

 

実習は、対象(小児実習だったら子供、老年期実習ならお年寄り等)は毎回変わるけど内容的には同じような流れでした。

 

実習期間中に受け持ち患者さん(学生の話し相手になってくれる患者さん)が決められて、その患者さんをもとに病気についてだったり患者さんと医療者の関りだったり看護技術について学びます。

実習には看護学校の先生も同行するが、病棟にも学生担当の看護師さんがいます。

実習期間は3週間程度あるとはいえど、基本は学校にいることも多いので病棟の独特の雰囲気に毎回緊張していました。