ナースママの徒然草

看護師歴8年、2020年11月出産予定のプレママです。自分の経験を発信していきます。

看護学校 1年生 ※上京したての学生さんは自分の身はしっかり守ろう

専門学校での生活は入学式からてんやわんや。

まず、学校見学すらしてないうえに入試の時は学校まで送ってもらったので入学する学校の所在地がわからない。

そして、高校まで実家暮らしだった上に昔から朝が弱かった私はかなり時間がギリギリで起床。グーグルマップでなんとか学校についたが、病院の付属の学校なので病院の裏に学校があるため一見どこに学校があるのか全然わからない。本来なら新入生のために学校の近くで看板を持って案内している関係者がいたらしいが遅刻ギリギリなのでもう誰もいない。入学式に遅刻はやばいと焦っていると、同じように遅刻しそうな同志を見つけて二人でダッシュしなんとか入学式前に教室に滑りこんだ記憶がある。

なかなかクレイジーな新入生だと思われていただろうな…。

 

かなり東北訛りが強かったのでそれをきっかけに友達もできて、とても充実していた。

授業も最初は微生物学とか英語とか高校の延長みたいな授業ばかりで1年生の最初のほうは実習も詰め込まれてないのでのんびり過ごしていた印象でした。

看護技術(医療行為)の練習も1年生の時はかなり多くて、血圧のはかり方から始まってシーツ交換や体の拭き方、洗髪のやり方、体の起こしかた、着替えのやり方など身の回りのお世話のやり方から車椅子の使い方とか浣腸の方法、注射の仕方だったり色々学びました。(※注射とかは模型にやります。)

身の回りのお世話の仕方とか、学ぶ必要あるのかなとか思いそうだけど患者さんは麻痺や拘縮があったりするので一見簡単そうだけど結構難しいです。

ちなみに、3年生になると生徒同士で採血の練習とか私の学校はありました。

やられるのもやるのも怖すぎて、恐怖のため具合が悪くなったりました。

(学校によっては吸引も実際に生徒同士でやることがあるそう。痛そう。)

 

 

専門学生になってバイトも始めた。人生初のバイトは、松屋でした!夕方からのシフトに入ったので、そこで近所に住んでいる高校生や大学生と仲良くなってみんなでカラオケとかBBQとか沢山遊びに行って成人した後は朝までオール飲み会とかやったのも今となってはいい思い出。それぞれの進路に進んだ後も、お互いの結婚式に呼びあったりして今でも仲のいい人たち。

 

でもある日そこでプチ事件(?)がおこる。

店長に、バイト終わり一緒にご飯に行かないかと誘われ当時の私はただ飯ラッキーくらいの感覚でもちろん即OKした。

店長の車に乗り、車内で当時ハマってた漫画やアニメの話で店長と盛り上がりご飯の話がいつの間にか家で新刊の漫画があるから見に来ないかという話になりそんな流れで店長の家に着いた。そしてなぜかシャワーでも浴びてきたらという流れだったがなにせ学生時代をエンジョイしていなかった私は付き合っていた人もいなかったのでその流れの不自然さに全く気付かず、そうですね~なんて話をしていたら偶然そのタイミングで親からの電話があった。おそらく電話で我に返り少しビビった店長からやっぱり夜遅いし送っていくから今日は帰りなと言われ、着いた直後に自宅に送ってもらうという謎の流れ。親に後日話したらめっちゃ怒られました。

当時はぴんと来なかったけど、今思えばかなり危なかったと思う。もし相手が本当に悪い人なら何をされてたかわからないし、バイト先だったからまだ良かったけど都内の街中でこれやられてたらついて行って事件に巻き込まれた危険すらあったなと思う。

田舎育ちでどこを見渡しても基本知り合いしかいないような所でぬくぬくと育った私は人を疑うことなんてこの時まで微塵もしたことがなくてニュースで事件を見たことはあっても悪い人になんてあったことないし自分が困ってたらそこらへんにいる他人に普通に声を普通にかけて助けを求めるし知らない人に声をかけられても何も疑わないような人間でした。

田舎だって絶対安全とは言えないけど、例えば実家だと窓とかカギを開けっぱなしで過ごすとか普通だったりするけど関東で同じことやったらいけないんだと後々学びました。何事も経験だと思うし、失敗することで学ぶことも沢山あるけど自分の身は自分で守らないといけないなと思ったきっかけでした。

 

余談

田舎育ちすぎて、公共交通機関に自分で乗ったことのなかった私。

まず、乗り換えアプリを使っても電車の種類(JR、私鉄、特急)が色々あることが理解できず電車は電車じゃないの??と大混乱。そして、JRの中にもさらに路線(山手線、京浜東北線etc,,,)があることも理解できてないので乗り換えのところで改札を一回出てみて迷子になり駅員さんを見つけるたびつかまえまくって色々聞いて駅員さんにもきっとウザがられてた気がする…。

地元は当時Suica非対応の地域だったのでその存在も知らず毎回切符を買ってたので何回切符代を無駄にしていたか今思えばかなり恐ろしい。

友達と色んな所に出かける度に、電車の乗り方から手取り足取り教えてもらった結果今は当時よりましにはなりました。